大学生のみなさん、お金使いすぎていませんか?
大学生活は高校までとは違い、時間や行動の自由度が大きく広がります。
その一方で、自分でお金を管理しなければならない場面も多くなり、金銭感覚が試されるようになります。
お金を使いすぎて、「出費やばい」「後悔・罪悪感・ストレスに苛まれる」「どう言い訳しようと悩む」「親の反応が心配」といった経験、あなたにもありませんか?
本記事では、超がつくほどの倹約家大学生である私が、大学生のお金の使いすぎを改善するための方法を徹底紹介します!
そもそも大学生は1か月いくら使うのか、実家暮らしの場合は月いくら使うのかといった事実のデータから、月何万円稼げるのか、大学4年間で100万円を貯めるための節約術など幅広くお伝えします。
この記事を読めば、大学生がお金を使いすぎてしまう事態を防げることに加え、将来に役立つお金を貯める方法まですべてがわかります。
私自身がお金の使いすぎを乗り越えてお金を貯め、さらに副業ブログで貯金を作った経験があるからこそわかる、再現性のあると確信できる情報を提供します。
お金の使いすぎを反省している今こそ、人生を変える第一歩です。
大学生お金使いすぎ?実態と原因を探る

- 大学生は1か月いくら使うのが平均?
- 実家暮らしは月いくら使うのが平均?
- 大学生の「出費やばい」はなぜ起こる?
- お金を使いすぎた後悔・罪悪感・ストレスへの対処
- 大学生のお金の使い過ぎへの親の気持ち
- お金を使いすぎたときの言い訳
大学生は1か月いくら使うのが平均?

大学生が1か月の間にいくらのお金を使うのかは、一人暮らしか実家暮らしかによっても異なります。
全国大学生活協同組合連合会の第60回学生生活実態調査(2025年2月28日公開)によれば、一人暮らし(下宿生)の2024年の1か月支出金額の平均は131,710円でした。
一人暮らしの大学生の1か月の支出内訳(2024年)
食費 | 26,110円 |
住居費 | 56,090円 |
交通費 | 5,050円 |
教育娯楽費 | 13,870円 |
書籍費 | 1,500円 |
勉学費 | 1,300円 |
日常費 | 7,520円 |
通信費 | 3,320円 |
その他 | 2,710円 |
貯蓄・繰り越し金 | 14,250円 |
ただし、この金額はあくまで全国的な平均値であり、個々のライフスタイルや住んでいる地域によっても大きく異なります。一人暮らしの学生は、毎月の家賃、水道光熱費、食費などが大きな負担となるため、月々の支出は10万円を超えることが一般的です。
さらに、交通費やインターネット代、家具・家電の維持費なども加わると、予想以上に出費が膨らむこともあります。
実家暮らしは月いくら使うのが平均?

全国大学生活協同組合連合会の第60回学生生活実態調査(2025年2月28日公開)によれば、実家暮らしの大学生の2024年の1か月支出金額の平均は69,500円でした。
実家暮らしの大学生の1か月の支出内訳(2024年)
食費 | 14,340円 |
住居費 | 600円 |
交通費 | 9,850円 |
教育娯楽費 | 14,740円 |
書籍費 | 1,450円 |
勉学費 | 1,020円 |
日常費 | 5,890円 |
通信費 | 1,410円 |
その他 | 1,850円 |
貯蓄・繰り越し金 | 18,360円 |
大学生の「出費やばい」はなぜ起こる?
「出費がやばい」「気づいたらお金がない」という状態は、大学生によく見られる悩みの一つです。
このような状況は、主に以下のようなさまざまな理由が組み合わさって起こります。
- クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済を多用し、支払った実感が薄れてしまう
- 飲み会、誕生日会、旅行など突発的なイベントが重なり、一度に大きな出費が生じる
- 授業やバイトで忙しく、自炊の時間が取れずに外食が続いてしまう
- セール情報やSNSで見た商品・サービスに影響され、必要のないものまで買ってしまう
- サブスクや定額サービスなど、月額制の契約を多く抱えていて気づかないうちに固定費が膨らんでいる
これらの行動は一つひとつを見ると些細なものに思えますが、積み重なることで「なぜかお金が足りない」という状況を招いてしまいます。
特に、レシートを見返しても具体的な用途が思い出せないような、使途がはっきりしないまま消えていくお金は要注意です。
こうした無意識の浪費グセが、金欠の一因となっていることは非常に多いです。
「気づいたら減っていた」という感覚がある人は、まず自分の支出傾向を見直すところから始めてみましょう。
お金を使いすぎた後悔・罪悪感・ストレスへの対処

お金を使いすぎたあと、強い後悔の念や罪悪感、ストレスを感じますよね。実際に多くの大学生が直面する感情です。
特に、後悔や罪悪感、ストレスといった負の感情は、次の行動に影響を与えるほど大きなものになることもあります。
しかし、そうした感情に支配されて自分を責めすぎると、かえって行動力が鈍り、問題解決を遠ざけてしまうことも。
だからこそ、冷静に状況を整理し、原因と向き合う姿勢がとても大切です。
- まずは、何にいくら使ったかを細かくノートやアプリに書き出してみましょう。
数日分だけでも十分です。可視化することで、「無意識の支出」に気づけます。 - 次に、それらの中で不要だった出費や優先順位の低い支出をマークします。
無駄な出費を明確にすることで、次回の判断材料になります。 - そして、リカバリー期間を設定し、その間は一時的に外食や娯楽の出費を抑えてみるのもおすすめです。
それにより、お金を取り戻すという小さな成功体験を積むことができます。
このように、後悔をただの反省に終わらせず、「次に活かす」意識を持つことで、金銭感覚を徐々に整えることができます。
同じ失敗を繰り返さないためには、行動と感情の両方に目を向けることが鍵です。
大学生のお金の使い過ぎへの親の気持ち

「大学生 お金使いすぎ 親」という検索キーワードで出てくるQ&Aサイトでは、子供のお金遣いの荒さに関して真剣に質問をしている親御さんもいます。
バイトで大金を稼いでいるのにほぼ全額遊びに使っていたり、お金遣いが荒いのに借金の奨学金を借りていたりと、親御さんが心配する行動を取っていませんか?
金銭感覚がおかしくなると、親御さんにもストレスがかかることをしっかり認識しましょう。
お金を使いすぎたときの言い訳

ついつい出費がかさんでしまったとき、人はさまざまな言い訳をして自分を納得させようとします。以下に、大学生がよく使いがちな言い訳を箇条書きで紹介します。
- 「急な飲み会が入ったから」
- 「友達の誘いを断れなかった」
- 「必要な教材だったし」
- 「バイト代が入るから大丈夫」
- 「今日だけはご褒美ってことで」
- 「セールで安くなってたから買わないと損」
- 「SNSで話題になってたから試してみたかった」
- 「ずっと欲しかったものだったから」
- 「みんなも買ってたし」
- 「イベントは今しかないから」
- 「ストレス発散のためには仕方ない」
- 「推し活は生活の一部だから必要経費」
- 「次の月で節約するつもりだから今月はOK」
- 「ポイント還元があるから実質タダみたいなもの」
- 「前に節約したから今回はいいよね」
- 「財布に現金が入ってたからつい」
- 「電子マネーだし感覚がなかった」
- 「誕生日月だから許される」
こうした言い訳は、一時的に自分を納得させるためのものでしかありません。積み重ねることで本来の金銭感覚を鈍らせる原因にもなります。まずは言い訳をやめ、支出と真摯に向き合うことが、改善の第一歩です。
大学生がお金の使いすぎ・金欠を防ぐためにできること

- 月何万稼げる?大学生におすすめの収入源
- 大学4年間で100万円貯めるための節約術
- 大学生お金を使いすぎの対策とこれからの向き合い方【総括】
月何万稼げる?大学生におすすめの収入源

大学生が無理なく稼げる金額は、月3万~5万円が目安とされています。
ただし、学業とのバランスを保ちながら無理なく働ける範囲であることが前提です。
シフトの柔軟性や時給の高さ、仕事内容の相性など、自分に合った働き方を見つけることが大切です。
以下のようなバイトや副業が、特に大学生の間で人気を集めています。
- 飲食店、カフェ、コンビニなどの接客アルバイト(融通が利きやすく、未経験でも始めやすい)
- 学習塾の講師や家庭教師(時給が高く、得意な教科があればおすすめ)
- イベントスタッフや単発バイト(短期で効率よく稼げる)
- 家でできるデータ入力やWebライティング(在宅OKでスキルも磨ける)
- フリマアプリでの不要品販売(断捨離しながらお金に変えられる)
- ブログやSNS運用によるアフィリエイトや広告収入(将来にも役立つスキルが身に付く)
- 返済不要の給付型奨学金に片っ端から申し込む
- 有償の長期インターンに申し込む
最近では、在宅ワークやデジタル系の副業にチャレンジする学生も増えています。
時間の使い方を工夫し、自分にとって無理のない範囲で続けられる仕事を選ぶことが、長く安定した収入につながります。
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大学4年間で100万円貯めるための節約術

大学生活の中で100万円を貯めることは、計画的に行動すれば決して不可能な目標ではありません。
「そんなに貯められるの?」と感じるかもしれませんが、毎月の支出をほんの少し見直すだけで、その積み重ねが大きな金額になります。
以下のような節約術を地道に実践することで、無理なく着実に貯金を増やしていくことができます。
- 外食を減らして自炊を習慣にする(1回の外食をやめるだけでも月数千円の節約に)
- 飲み会やイベントの回数を見直し、本当に参加したいものだけに絞る
- コンビニではなくスーパーやドラッグストアで日用品をまとめ買いする
- 家計簿アプリやエクセルで収支を可視化し、支出の傾向を把握する
- 中古品の活用やシェアリングサービスを利用して初期費用を抑える
- 学食や割引デーを積極的に活用して食費を節約する
- 使っていないサブスクを解約する
これらを継続することで、生活の質を落とさずに自然と無駄な出費を減らすことができます。
大学生の節約生活にはMoney Forwardというアプリが非常におすすめです。とくにキャッシュレス決済を利用する場合、勝手にアプリが家計簿をつけてくれるので入力する必要がありません!ズボラさんでも始められる家計簿です。
高い大学の教科書を買う際は、メルカリとAmazonマーケットプレイスを比較して、安い方を買うのがおすすめです。中古品とはいえ、大学の教科書は状態がいいものを入手できる確率が高いです。
大学の教科書にフォーカスして、上手くお得に購入する方法は、大学の教科書は高い!安く教科書を購入する方法まとめ2024という記事にまとめました。

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大学生活は12か月×4 = 48か月です。そのため、1か月に2万円ずつ貯金すれば卒業時には96万円が貯まります。
収入が入ったら、先に2万円を手を付けない銀行口座に移動させてしまうことをおすすめします。残りのお金でしっかり遊ぶというようにすれば、絶対に100万円近く貯めることができますよね。
急な出費や将来への備えとしても役立つので、今から始めておいて損はありません。
大学生のお金使いすぎの対策とこれからの向き合い方【総括】

お金を使いすぎる経験は、失敗ではなく「学びのチャンス」です。
まずは自分の金銭感覚を見直し、これからどうお金と付き合っていくかを考えることが大切です。
以下に、今後の生活で意識したい対策と向き合い方を箇条書きでまとめました。
- 「なぜ使ったのか?」を毎回自分に問いかけるクセをつける
- 家計簿アプリなどを使って、お金の流れを可視化する
- 月初に予算を立て、週ごとに使える金額を管理する
- 外食・飲み会の頻度を制限して、本当に楽しみたい機会を選ぶ
- 衝動買いを防ぐため、買う前に一晩考える習慣をつける
- 収入源を複数持ち、1つの収入に依存しないようにする
- 使っていないサブスクや不要な支出を定期的に見直す
- 「貯金用口座」を別に用意し、収入の一部を先に移す
- 副業や長期インターンで、実践的なスキルと収入を同時に得る
- SNSや周囲の影響に流されず、自分のペースでお金を使う
このような意識と行動を積み重ねていくことで、使いすぎを防ぎながらも充実した大学生活を送ることができます。
今後の人生でも役立つ「正しいお金の使い方」を、今のうちに身につけておきましょう。
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