突然ですがみなさん!「コツコツ勉強」してますか?
そして「コツコツ勉強」で、知識を定着させられていますか?
私は「コツコツ勉強」が苦手でした。
継続が難しい割に知識が定着する感じがしなかったからです。(´;ω;`)
同じように感じたことがある方も多いのはないでしょうか?
しかし!もう心配は無用です。
そんな我々を救う最強の学習ツールがあります。
その名は、Anki。
Ankiとは、簡単に言えば、
「復習を管理してくれる超賢い最強フラッシュカード」です!
本記事では、最強ツール「Anki」の魅力を徹底解説していきます。
一部有料のものもありますが、PCからは無料で使えます。
あなたの勉強に役に立つこと間違いナシですよ!
「コツコツ勉強」の2つの罠
「コツコツ勉強」することは大切だと誰もが知っています。
しかし「コツコツ勉強」は非常にハードルが高いものです。
なぜでしょうか?
私は2つの理由があると思っています。
その① 「継続するのが難しい」
1つ目は、「継続するのが難しい」ということです。
継続することは、コツコツ勉強をする上では必ず要求されます。
しかし、多くの人が経験上知っているように、何かを継続するのは、とても難しいことですよね。

私が今まで継続できたのは、食べることと寝ることです(?)
特に、限られた時間の中で勉強していこうとする方々にとっては最大の障壁です。
その② 「復習管理が難しい」
2つ目は、「復習管理が難しい」ということです。
人間は忘れる生き物です。
復習をしないと知識が定着しません。
たとえば、1日10個の英単語暗記を、コツコツ365日継続したとしましょう。
これ一切の復習無しで行った場合、1年後に覚えている英単語は、いったい何個でしょうか?



私だったら「前の日+当日の20個オンリー」ですね(絶望)
しかもそれらは「定着している」のではなく、「まだ忘れていないだけ」です。
つまりコツコツ暗記しようと思ったら、今日の10個を暗記することに加えて、今までの単語を復習するスケジュールも考えなくてはなりません。
それって自分で管理するのは結構大変なことですよね・・・(´;ω;`)
でも復習を疎かにした瞬間、過去の勉強効果は薄れ、時間だけが経過していきます。
その結果「覚えられない」「覚えるのが苦手」「勉強したことをすぐに忘れてしまう」といった、あるあるの悩みが出現するわけです。(たすけて~ドラ〇もん~(´;ω;`)
コツコツを味方につける最強暗記ツール:Anki アプリ
そんな「コツコツ勉強の罠」を回避できるツールがあります。
それが、Ankiです。
Ankiとは「復習を管理してくれる超賢いフラッシュカード」です。
先ほど、コツコツ勉強は非常にハードルが高いと述べました。
では、ハードルが高い行為を実行し続けるにはどうすればいいのでしょうか?
例えば、「毎朝30分ジョギングをしよう!(崇高なる志)」と決めたとします。
でも、ジョギングに行くには少なくとも
- 早めに起きる
- 着替える
- 靴を履く
- 外に出る
ということが必要です。
このどれかのステップで「めんどくさい」と感じてしまうと、もうジョギングはできません(怠惰)
ではジョギングを継続するにはどうすればいいか?というと、「まずはハードルを下げて習慣化する」ということが大切になります。
このケースにおいて、ハードルを下げる例には以下のようなことが考えられます。
- 朝が苦手なら、夜走る or 通勤通学時間に走る
- 着替えるのがだるいなら、走る服装で寝る
- 靴を履くのがだるいなら、靴を履くまでを習慣化する(走らなくても可)
- とりあえず玄関から出る(走らなくても可)
- 走るのがしんどいなら歩く
勉強を継続するにあたっても、「ハードルを下げて習慣化する」戦法が有効です。
そして、Ankiを使うことでそれが実現可能となります。
Ankiで下がるハードルその① 「勉強開始までの労力」
勉強で一番大変なのって、実は勉強にとりかかるまでの時間だったりします。
「勉強をやらなければならない」と思いながら、ゲームをしたりSNSを見たりしてしまうことってありますよね。
そこから勉強モードに切り替えるには相当な労力を使います。
しかし、Ankiはアプリを起動するだけで勉強開始できます。
そしてPCやスマホ・タブレットさえあれば、こたつでも、ベッドでも、電車でもどこでも勉強できます。
勉強を始める労力が、圧倒的に少なくて済みます。
Ankiのタスクを毎日完全にこなすことは難しい時もあるかもしれませんが、1日の勉強が0になる確率はグッと減るのです。
労力が少ないから、英単語学習もこんなに続く
実際、継続が超苦手だった私でさえ・・・


学習日数: 31 of 31というところを見ると分かる通り、31日以上毎日学習を継続できています!
3日坊主なんて当たり前(というか3日も続けば良いほう)だった人間が、毎日勉強しているのです・・・!怖い!
Ankiで下がるハードルその② 「復習スケジュールを考える労力」
勉強において復習はとても大切なことですが、計画を立てるのが結構面倒ですよね。時間もかかりますし。
そして復習って、あまり気分が乗るものでもありません。



先に進んでも、過去は忘れていく。
身につかないのでモチベーションも下がる・・・
しかし、Ankiは復習を管理してくれるので、私たちは一切復習スケジュールについて考える必要はありません。
私たちがやるべきことは、目の前に表示された単語・問題に解答することだけです!
この画像をご覧ください。


これは実際に私が行っている英単語帳の勉強の統計です。
ちなみに「システム英単語」です。笑
単語の意味ではなく、短いフレーズ(ミニマルフレーズ)を暗記するようにしています。
ペースは、1日あたり10個です。
その新しい10個にプラスして、今までの既習フレーズも出題されます。
こんなのろのろペースで進めていても、Ankiに身を任せた結果、346個も「熟知」に分類されています。
つまり、長期記憶に入っているということです。
これぞ、真の「コツコツ勉強」ではないでしょうか?
めんどくさい復習管理はAnkiに任せて、目の前の勉強だけに集中することが可能になります。
Ankiの復習管理の仕組み 「分散学習」
Ankiはとてもすごい!ということがわかったところで、Ankiが我々に課す復習の仕組みについて、ごく簡単に説明します。
覚えているものは少なく、覚えていないものは多く出題
Ankiをポチポチやっていると、難易度をを答えるボタンが出てきます。


口頭で答えたり、紙に書いたりしたら、中央下部の「解答を表示」を押します。


すると、中央下部に難易度の選択ボタンが出現します。
自分の知識の定着度合いによって選択します。
このとき選んだボタンによって、次の出題タイミングが決まります。
つまり、定着度合いに応じて出題頻度を調節することが可能なのです!
つまり、「覚えているものは少なく、覚えていないものは多く」という、効率的な学習が行えます。
最も効果的な復習タイミング 「忘れたころ」を狙い撃ち!
最も効果的な復習のタイミングはいつでしょうか?
それは、「忘れたころ」です。
記憶は「思い出すときに定着する」と言われており、忘れたころに復習するのが最も効果的なのです。
これを分散学習と言います。
思い出す回数を重ねるごとに、記憶は強化されます。
そして、忘れるまでの期間も長くなります。
Ankiはそれを考慮して、出題回数を重ねるごとに、復習までの日数が長くなるように作られています。



なんて賢いソフトなの・・・
そして、下の画像をご覧ください。


これはまたまたシステム英単語の暗記統計です。
横軸は復習スパンの日数、左側の縦軸がカードの枚数を示しています。
私は復習スパンの最大値を90日に設定しているため90日以上のものはありませんが、期間が長いものから短いものまでいろいろあることが見て取れます。
つまり、それぞれの単語について、「忘れたころ」を狙い撃ちする復習タイミングを調整してくれるのです。
Ankiアプリの対応デバイス
Ankiのメリットは、それ自体の機能のみならず、実に多くの端末から利用可能なところにもあります。
OS | 名称 | 金額 |
---|---|---|
iOS | AnkiMobile Flashcards | 3,060円 |
iPadOS | AnkiMobile Flashcards | 3,060円 |
Android | AnkiDroid | 無料 |
Windows | Anki | 無料 |
Mac OS | Anki | 無料 |
Linux | Anki | 無料 |
驚愕なのはiOSとiPadOS版の金額です・・・!
アプリでは超高級の部類に入りますね(´・ω・`)
(うまい棒306本分・・・と思ったら、うまい棒って2022年の4月から値上げするそうな・・・)
ただ、パソコンや、OSがAndroidのスマホ・タブレットからは無料で利用できます。
機能制限などもありません。(むしろパソコン版のほうが使いやすい)
後からデータの同期をすることもできるので、まずは無料のもので試し、よかったら有料バージョンの購入も検討してみてください。



私は最初PCで無料利用していましたが、素晴らしすぎて一瞬でiOS版に課金しました。笑
iPhoneとiPadで同じAppleIDを使用していれば、1回の課金で両方の端末から使用できます。
特に、パソコンでカードを作成し、通勤・通学の隙間時間を使ってスマホで問題を解くのがおススメです!
【PC版のダウンロードはコチラ】
下の方にスクロールしていくと、こんな画面がでてきます。
WindowsとかMacを選択したら、Downloadと書いてあるボタンを押してください。


【スマートフォン・タブレット版のダウンロードはコチラ】
スマホ・タブレットの方はこちらからどうぞ!
App StoreやGoogle Play Storeで「Anki」と検索すると、類似したアプリがたくさん出てくるので、間違わないように注意してください。
まとめ:Ankiアプリは最強暗記ツール!
本記事ではAnkiの概要を紹介しました。
本当にすごいツールなので、騙されたと思ってぜひ使ってみてください!



冗談抜きで世界変わります!
Ankiの詳しい使い方については、後日改めてまた記事を書きたいと思います。
多機能すぎてこの記事だけでは紹介しきれないのです(´;ω;`)
特に、他の人が作ったカードをダウンロードできる「共有デッキ」機能と、txtファイル(Excelで作成可能)から一括でカードを作成できる機能は非常に便利なので、気になった人は調べてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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